株式会社 リブウェル
代表取締役 稲葉 高志
東京都出身。大学卒業後は不動産会社に就職。その後、現在父親が社長を務める『加和楽建設』に入社し、リフォーム部門の営業を任せられる。その後、リフォーム部門を独立させる形で『リブウェル』を設立。現在は、顧客サイドに立った仕事をこなしている。
大正時代から続く老舗の建築会社『加和楽建設』の、リフォームを専門に請け負う会社として設立された『リブウェル』。「材料や住宅設備機器を少しでもお客様に安く提供しよう」という良心的な試みが効を奏し、スタートから順調な滑り出しとなっている。本日は、同社を牽引する稲葉社長に俳優の村野武範さんがお話を伺った。
村野: まずは御社の歩みから。
稲葉:
私の父が『加和楽建設』という建設会社を経営しておりまして、当社はそちらのリフォーム部門を独立させた形で2003年5月に設立した会社なんです。もともと父の会社には、建設部門とリフォーム部門があり、不動産業の営業経験を買われて、私はリフォーム部門の営業をしていました。そちらでは、建築とリフォームの違いを目の当たりにしましてね。家を最初から作り上げていくのと、でき上がっている家に手を加えていくのとでは、全然違います。お客様が住んでいらっしゃるところを工事するわけですから、リフォームはお客様とのコンタクトも密に取らないといけません。仕事を重ねるにつれ、「建設会社の一部として片手間にやっているようでは、伸びていかない」と強く感じるようになった私は、リフォーム部門としてきちんとしたシステムを確立したいという思いと、自分の力を試したいという思いのもと、2003年5月、同部門を独立させたんです。
村野: 独立されていかがでしょう?
稲葉:
ありがたいことに、親会社が80余年の実績がある会社なので、いろいろと助けられていますね。設計士やデザイナー、職人さんなどは、昔から父の会社で頑張ってくれている人や、その人たちの紹介が主です。また、30年前に父の会社で建てて下さったお客様から電話を戴いたり、当時の施主様のお孫さんからの依頼を戴くことも。人と人とのつながりの大切さを身にしみて感じています。
村野: リフォームは今ブームですよね。
稲葉:
そうですね。テレビの影響もありますが、東京に住んでいれば「狭い土地をどう活用するか」は誰もが持っている課題ですからね。
村野: 競争も激しいと思いますが、お仕事をなさる上で心掛けていることを教えて下さい。
稲葉:
競争は激しいですが、ありがたいことにここ板橋では、当社の認知度は高く、お客様にも可愛がって頂いています。私どもではお客様から寄せられる信頼を裏切らぬよう、お客様の考えていらっしゃるもの、またイメージされているものに、できるだけ忠実に仕上げるように心掛けています。我々は施工のプロ集団ですので、お客様の要望に応えることにかけては自信と誇りを持っているんですよ。建築の構造にはもちろん配慮しなければいけませんから、無理なご要望などは、きちんとお客様にお話をさせて頂きますが、そうでない限りは、お客様の意見を最優先するようにしています。
村野: なるほど。会社としての展望をお聞かせ下さい。
稲葉:
流通ルートの革命を考えています。建築業界というのは、昔から変わっていない「ルール」のようなものが横たわっていましてね。そこで我々ではその「ルール」を打破し、「直売システム」というのを提案していきたいのです。例えば、キッチン、お風呂などリフォームする際に、設備機器が必要になりますよね? 現在は、そういうものを施工会社が仕入れて、お客様に提供するのが当たり前になっています。それを、お客様が自らメーカーに足を運び、ショールームなどでご希望の仕様をカスタマイズし、その商品を施工店から購入するのではなく、施工店が仕入れている問屋レベルのお店から直接購入できるようなシステム(施主支給)を利用し、うちはそれを施工する、という形にしたいのです。我々が仕入れる形ですと利益が乗ってしまうので、その分お客様に負担がかかってしまうんです。その部分をカットすることで、お客様には「安く・いいもの」を提供できます。当社ではすでに別法人グループ会社を設立し、全国のエンドユーザー様により良い商品をより安くご提供できますよう、施主支給も応援いたしております。ご自身が選ばれた施主支給ですと、商品に対して愛着も生まれるでしょうから。
村野: 我々消費者にとってはうれしいシステムですね!
稲葉: ええ。お客様に満足して頂くことが何よりも大切。それを胸に刻んでスタッフと共に邁進する構えです。
村野 頑張って下さい。
……「お客様の喜びが、何よりの報酬です」……
▼歴史が古いだけに、その中で何か新しいことを始めようとすることの難しい建築業界。流通ルートに関しても古い体制が根を張る中で、『リブウェル』代表取締役の稲葉高志氏は声を大にして言う。「住まいはお客様のためのもの。お客様の満足なくして成功はない」と──。
▼培ってきた知名度を生かし、地域密着の展開でお客様の信頼を獲得してきた『リブウェル』だが、現状に満足することは、決してない。「次につなげるには、“良い仕事”を手掛けることが大切。“良い仕事”を手掛けるには、お客様の満足を追求することが必要不可欠なんです」と、顧客サイドに立つことの大切さを語る社長。常に顧客のニーズに耳を傾けている同社。安定した事業基盤を築き上げ、成長を続けている陰には、顧客サイドで仕事を進めるスタイルが定着している。
対談を終えて
「リフォームが社会現象のようになっている現代において、稲葉社長のような顧客サイドに立った考えはとても良心的ですよね。地域で寄せられる信頼が厚いのにも納得です! 熱く語られる社長を見ていて、今後ますます地域の人たちに愛される会社となっていくことだろうと確信しました。地域で愛される、また地域を引っ張っていく存在として頑張って下さい! 陰ながらではありますが応援しています(村野武範氏・談)」
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